いい歳だけど、ゼロからDJ を目指すことにしました。
おま、急にどうした?(笑)と心配してくれた人はありがとうございます。
私は真面目に考えた結果、来月からDJ Schoolに入会し、DJテクニックを学んでクラブDJを目指すことに決めました。
同い年の宮森はやとさんがラッパーになる!と宣伝したのに似てるかもしれません。
(あくまで私は趣味としての挑戦なので、覚悟としてはここまでは及ばないのですが・・・)
このブログを読み、私は宮森はやとさんを素直に応援したいと思いました。
内容を引用させていただきます。
実は高校の時にラッパーに憧れた時期があったんです。
16歳の時に初めてヒップホップのクラブに行って、そこでLIVEするMCたちが物凄くカッコ良かったんですよ。
「あんな自信満々にステージで唄を歌えたらさぞ気持ちいいだろうなー」と羨ましく思いました。
「ラッパーになって、ステージで力強く自分の心を叫んでみたいな」
その気持ちは15年経ち、31歳になった今でも死んでいませんでした
そして、「あの頃感じたトキメキに嘘をつきたくない」と思ったんです。
宮森さん、いいじゃん、すごくいいじゃん!
私も今まで「DJプレイを見て、やってみたいな~、自分で選んだ曲をクラブで鳴らしたらさぞ気持ちいいんだろうな」と思ってました。
でも、「DJ始めるって言ってもやりかたわかんないし、コネもないからクラブPlayとか無理ゲーだよな~」と諦めの気持ちも持ってました。
でも何歳になっても始めることはできるんですよね。
何かを始めるきっかけは「あ、俺コレ好きだ。やってみたい。」っていう素直な感情です。
それよりも重要なのは「でもやっぱ無理かも・・大変そうだし・・・」というネガティブな理性を、自分の意思でぶっ壊す、最初の一歩を踏み出す勢いなんだと思います。
別に失敗したっていいじゃん、夢を持って始めるのって楽しいし!
何かに挑戦したという事実は、必ず自分の糧、自信になります。
私の人生を思い返して、「こんなこと挑戦しなきゃ良かったわー」なんて、挑戦したことを後悔したことは一つもありませんでした。
常に新しいことに挑戦する気概は何歳になっても持ち続けたいと考えています。
「やりたいと心から思ったことはやってみる!」という気持ちは大事にしたいです。
で、なんでDJなの?という部分を書きたいと思います。
私の場合、小学生の頃から英語が好きで、当時通っていた英会話教室ではじめて聴いたChicagoがとても気に入り、良く聞いていました。
高校生の頃に本格的に洋楽にはまり、Bobby CaldwellやらRadio headやらBjorkやらジャンルを問わずなんでも聴いてました。
あの頃はTUTAYAの洋楽の棚を見て、オススメアーティストやランキングのPOPを読んで借りてみたり、数少ない洋楽仲間の友人に教えてもらったりして、知っているアーティストを増やしていきました。
「R&B Best」「Party Mix」とかのコンピレーションアルバムも主要な情報源で、そっから気に入ったアーティストのアルバムを借りたりしていました。
TUTAYAは1週間単位で3〜5枚1000円くらいで借りてたので、返すときにまた同じくらい借りてということをずっと繰り返してました。
カセットテープ>CD player>MD player>iphoneと時代は変わって、社会人になったころ、いったん洋楽熱は冷めました。
今まで大量に音楽をコピーしていたMDが、iPhone登場で聴く気がなくなった&iPhone用に再度借り直す気力がなかった、社会人になっていろいろあった(笑)というのが理由の1つかもしれません。
2015年頃にAWA、Apple musicなどの定額制音楽配信サービスが始まり、再度洋楽にどハマりしました。
昔聴いた大量の楽曲をなんでも聴けて、最新曲も月1000円程度で聴き放題。
ハマらないほうがおかしいです。 余談ですがオススメはぶっちぎってspotifyです。
それ以来、毎週金曜日には新曲を片っ端からチェックしました。
金曜日以外は、日々国内外のEDMブログを読んで最新のアーティストを発掘したり、聴いてないremix、アルバム曲をチェックするのが習慣になりました。
two friendsのmixCD
「これ、最高にかっけEEEEEEEEEE!!!」と一人密かに感動しながら、ノリノリで歩くことも。
いつしか、自分でオリジナルのMIXを作ってみたい、自分が好きな曲、好きな曲順で構成された自己満1000%の夢のようなMIXを作りたいと思うようになりました。
あと、ちゃんとしたクラブでなくても、小さいところでもいいから、自分の思いを込めたMIXを誰かに聞いてもらったらすごく楽しいだろうなと考えました。
自分が、これ、最高にかっけEEEEEEEE!!!と思うフレーズをシェアしたら、他の人はどんな風に感じるんだろうという興味が湧きました。
選曲については、この曲とこの曲合わせたらかっこいいんじゃね的な構想がたくさんあります。
後、私に必要なのはDJ MIXの技術と機材です。
そんな思いを持ちながらも、特に何もするでもなく、日常がどんどん過ぎて行きました。
そんな時、購読中のブログにて(内容が素晴らしいので良く拝見しています)、渋谷でマンツーマンDJレッスンをしている新しめのSchool SPINSTARを発見!!!!!!!!!!!!!
SPINSTAR(スピンスター) | 超人気DJが教えてくれるDJスクール
「これ、良い!」と直感的に感じ、すぐ無料体験に申し込んだんです。
無料なんだし、いままでずっとやってみたかったことだし、やらない理由はないよね。
入会金10000円、 月28000円は安くはありません。
でも、1時間4000円で現役プロDJの方にマンツーマンで教えてもらうのは安い!と私は感じました。
だってプロのDJの方に技術を教えてもらう機会もコネも、今まで絶対なかったから。
無料体験ではオリエンテーションの後、簡単な曲のつなぎを教えてもらいました。
はじめてDJセットに立ち、テンポの異なる2つの曲をつなげる体験です。
講師の方はフレンドリーで感じが良かったです。
やったことは、最初のサビが始まるタイミングに合わせて、次の曲をかけるスタートボタンを押すだけ。
1曲目のサビの小節に、2曲目のイントロを重ねる。ただこれだけの作業です。
でも、スタートボタンを押すタイミングがちょっとでもずれるとテンポがずれてガタガタになります。(こんなシビアだとは知らなかった)
最初は上手くいかなかったけど、2回目はぴったしのタイミングで次の曲がかけれて上手く曲をつなげることができました。
やったことはたったコレだけだけど、DJセットにはじめてたった瞬間、はじめてMIXのためにキーを押した瞬間、自分の心が確かに高ぶるのを感じました。
「あ、この感情がワクワクだ」と。
これは3ヶ月前、はじめてゴールドジムでケビンさんと一緒にスクワットゾーンに入ったとき以来の感覚です。
後、今までビートマニアをはじめとする音ゲーって、DJとなんら関係ないと思ってたけど、まさかDJのMIXの基本がリアル音ゲーだということに今になって気づき、ちょっと感動しました(笑)。
無料体験後、帰りの電車の中、「月に28000円は高いんじゃないか、本当にDJを目指すのか、経験0の自分には無理なんじゃないか」というネガティブな感情はありませんでした。
それよりもこれから始まるワクワク感、一歩踏み出せたことの達成感の方が強く、帰りの電車の中、迷いの気持ちはなく、入会申し込みのメールを送信しました。
というわけで来月から本格的にDJの技術を学んでいきたいと思います!
DJの機材も初回の授業で相談して購入したいと思っています。
とりあえずは、下の3万くらいのPioneer製がいいかな~と思ってます。
会社の仕事がつまんなくても、人間関係キツくても、好きなことやれば人生楽しいんじゃね!!!!と思った今日この頃です。