【書評】ビジネスという勝負の場は一瞬、しかも服で決まる
- 6つのネクタイでここまで変わる
- スーツは紺かグレーかストライプ
- 愛用していたボタンダウンシャツはNGだった件
- スーツクリーニング貧乏は卒業!
- 靴は紐あり黒靴か茶靴
- ベルトはシンプルに
- 靴のお手入れまとめ
- まとめ
最近スーツのベルトが傷んできて、変えなきゃな~と思いながら同じのを使っていた。
靴も同じのをはき続けていて、これダメだよな~と思っていた。
会社でオフィスカジュアルに挑戦しよう!という小さな野望を持ちつつ、紺スーツ&白か薄青のワイシャツの無難なスタイルから抜け出せずにいた。
オフィスでの服装についてはあまり自信がないし、改善したいとは思っていた。
そんな中ダイアモンド・オンラインで下のオフィスでの服装の記事を読み、興味をもって書籍を購入することに。
著者の木暮圭子氏は企業のトップのセルフブランディングを手がけている方のようだ。
オフィスに必ずいる、「あの人お洒落!」な人を目指すべく、本書で勉強することに決めた。
読後感としては新卒の時に読んでいれば、めちゃお洒落になってたかも!という後悔。
スーツ、シャツ、靴、ベルト、ネクタイ、コートを購入するときのポイントが上手くまとめられていて、今後の選び方がだいぶ変わりそうだ。
加えて、手入れの方法、香水、小物、立ち振る舞いといった部分のアドバイスも参考になった。
本を読んだ後、いろいろ追加購入した物もあるので、合わせて紹介しようと思う。
6つのネクタイでここまで変わる
色と柄で、エネルギッシュ、品の良さ、優しい、力強い、信頼感、クリエイティブの6つの種類のネクタイを使い分けるという発想が新鮮だった。
今までは適当に無難な青系のストライプをなんとなく買うことが多かったけど、今後はネクタイの揃え方も上のルールに従って2個ずつくらい揃えていきたいと思った。
参考例を有名ネクタイメーカー「fairfax」から選んでみた。
1) スポーティ:エネルギッシュ、ポジティブ、明るい印象
赤、青のストライプ
赤のストライプで元気を演出。
疲れたときにつけると気持ちも高まりそう。
2) ジェントル:上品な印象
赤、青などの原色を避ける。同系色のストライプ、小紋など控えめデザイン
新卒や童顔の人などはあえて落ち着いたものをチョイスするのも〇
他社訪問など失礼のないシチュエーションの時に
3) フェミニン:優しい、円滑なコミュニケーション
優しいピンクのネクタイ
ランチミーティングの時や、集会の時につけると、話しかけやすいオーラが出るかも。
4) リーダー:力強さ、リーダーシップ、プレゼン、熱意
原色のネクタイ
プレゼンで主張するときに
5) コンサバティブ:誠実でまじめ
小紋、控えめの青、赤
取引の際に、信頼感を与えたいときに
6) クリエイティブ:個性、ユニーク
派手なもの
たまには気分を変えてPOPに。
スーツは紺かグレーかストライプ
著者いわく、黒スーツはNG。
理由は冠婚葬祭でつけるのが黒スーツだから。
私は紺スーツばかりもっているので、よかった。
グレーはあまり持っていないので、買い増したいと思った。
愛用していたボタンダウンシャツはNGだった件
夏のシャツは全部ボタンダウンシャツ!というノリだっけど、ボタンダウンシャツはカジュアル色が強いのでNGという意見を聞いてしょぼーん (´・ω・`)
下のようなボタンがないタイプだと、ネクタイしないと横に広がっちゃってダサいんだよね。
なのでボタンで固定できるボタンダウンタイプを愛用してた。
じゃあ何を着れば良いの!と思ったら、正解は下のセミワイドスプレッド(ホリゾンタル)タイプとのこと。
というわけで早速このタイプを3着購入して着てみた。
このセミワイドスプレッド(ホリゾンタル)タイプを着ているサラリーマンはとても少ないことに気づいた。
日本ではまだ流行っていけど、イタリアなどでは主流らしい。
サッカー選手の本田が着ているとのこと。
着用してみるとノーネクタイでも襟がピシっとする&着用者が少ない分お洒落度が高くみえ、とても満足した!
このシャツで今年の夏はキメたいと思う。
スーツクリーニング貧乏は卒業!
本書で一番の衝撃はクリーニングの頻度の話だった。
シーズンで1回でいいとのこと。
え、少なすぎじゃね?(゚Д゚)と思った。
というのも基本1~2週間に1着スーツクリーニングに出してたからだ。
今までは毎週のようにクリーニングに出してたので、1回上下で1000円くらいかかり、「スーツってクリーニング代でもう1着買えちゃうよね・・・」とまで思っていた。
スーツの普段のお手入れはほぼやっておらず、クリーニング店任せだった。
日々の手入れを行うとクリーニングは減らせることに、社会人歴10年にしてやっと気づいた(苦笑)
日々の手入れはこちら
スーツの日々の手入れ
①スラックスは脱いだらピンチハンガーで止めて逆さにつるす。
ジャケットは太めのハンガーに掛ける。
クリーニング店でもらう細いハンガーにジャケットをかけるとしわがつくのでNG。
ピンチハンガーで逆さにスラックスをかけることでしわが伸びる。
ピンチハンガーは下のMawaハンガーを購入したけど、めちゃくちゃ良いのでオススメ!コンパクトだし、はさむ力も強く、はさんでも後はほとんどつかない!
ジャケット用にはちょっと高いけど、著者オススメの中田ハンガーを購入。
一生使い続けることを思えば、買っても良いかなと思った。
②馬毛ブラッシングで埃を取り除く
馬毛か豚毛のブラッシングで埃を除く。
Amazonで1500円くらいで売ってたの早速購入。埃おちて良い感じ。
③霧吹きをかけ、1日陰干し
すぐにクローゼットにしまってはいけない。
霧吹きで水をかけて陰干しすることで汗を飛ばせる。
霧吹きは観葉植物用に購入した下のやつを使ってる。ステンレスでカッコいい。
④連続で着ず、最低陰干し1日+クローゼット1日は休ませる
休ませている間にしわも伸びるので、最低2日は休ませる。
なので3着はスーツがないとダメ。
靴は紐あり黒靴か茶靴
靴は紐のある黒靴、茶靴だけで良いとのこと。
シンプルが最強と言うことでしょうか。
個人的にオススメブランドはRegal。
ブランドと比べると割安&質が良い&修理が可能ため。
特にゴアテックス素材のものは雨や汚れに強いのでとても使いやすくオススメ。
ベルトはシンプルに
ベルトはシンプルなバックルで、靴に合わせて黒と茶を揃えるとのこと。
消耗品なのですれて白くなってたりすると清潔感0なので危険信号。
靴のお手入れまとめ
革靴の手入れは紳士のたしなみ。
というわけで、まずは必要な道具を揃える。
手順は5つだけ。
馬毛ブラシはクリームなし用、クリーム用(黒、茶)で実質3本必要。
①平日は馬毛のブラッシング、クロスでの拭きとりだけでOK
②週に1回リムーバーでクリームを落とす
③クリームすき込み専用の馬毛ブラシでクリームをゴシゴシ塗り込む
④クロスで拭いて仕上げ
⑤ぶつけて色が薄くなったときなどは都度クリームを塗って、馬毛ブラシで塗り込む。
まとめ
「ビジネスという勝負の場は一瞬、しかも服で決まる」を読んで、オフィスでの服装にちょっと自信がついたし、オフィスファッションの購入の方針もできたので、とても参考になった。
香水、鞄など記事に書いてない上級者向けの内容もしっかり記載されていた。
新卒で読んでおけば無駄なオフィスファッションの購入もなかったのにな~と若干後悔した。オフィスでお洒落!になりたい人にオススメの書籍。
オフィスファッションはある種ビジネススキルでもあるので、サラリーマンは読んで損は無いと思う!