30代が家賃の高いマンションに引っ越すメリット
来週広めのマンションに引っ越すことになった。
前の比べてマンションのグレードも上がり、家賃も当然上がった。
独身が家賃の高いマンションに住むのは無駄だという意見もあると思うが、メリットとして個人的に考えたことを書きたいと思う。
1)セルフイメージが高まる
20代の頃からずっと住んでいる1Rマンション。
30代に入ると、「俺ってこのままでいいのかなあ」という感情が芽生えた。
20代と異なり仕事にも慣れ、30代は収入もそこそこ増える。
そんな中、収入に見合ったマンションに住み替えてもいいのではないかと思った。
そのままリーズナブルな家賃を払い、ミニマムに暮らすのは賢いと思うけど、なんかつまらない・ワクワクはしない。
30代に入って1Rマンション(25平米程度)に住んでいると、なんというか「コレじゃない感」がすごい。
狭い1口コンロのキッチン、洗面台が独立していない作り(風呂にある)。
日々住んでいて萎えるポイントが多かった。
特に同世代は、結婚していればマイホームを購入している人も多いし、同棲していればそれなりに広い部屋に住んでいる。
合理的に考えると、家賃はコストであり、一人暮らしだったら最低限住める1R・1Kマンションに住むのは正しいと思う。
浮いたお金を貯金や投資に回すのが正解なんだろう。
ただ、微妙な住まいに住んでいると、「俺ってこの物件程度の人間なのかな」というセルフイメージの低下、自信の喪失を感じることもある。
よく聞く話で、「背伸びして良いマンションに引っ越したら、収入も上がった。」というものがある。
これは良いマンションに住んだことで、セルフイメージが高まり、見合った人間になるために努力をするようになり、高まったセルフイメージ通りに成長したという内容だ。
逆の話だと、タワマンに住んでいるイケてる港区女子が、今よりもめちゃくちゃぼろい物件に住んだらどうなるだろうか。
資産という観点から見ると、家賃が抑えられてコストが浮く分、経済的にはリッチになる。
実際は、意気消沈して仕事やプライベートのパフォーマンスに悪影響が出そうだなというのは想像に難くない。
つまり、住まいの質を上げることで、「良い生活している俺(私)ってSUGEEEEE!」という自信が生まれ、それが仕事やプライベートにも現れて良い波及効果を生むのだ。
実際にそうなるかは後日報告したい。
2)QOLが高まる
家にいる時間はそこそこ長い。
日曜日にゲームしたり、本を読んだり、テレビをみたり、家でゆっくりと過ごす人は多いだろう。
平日も帰宅後はだいたい家にいる。
良いマンションに引っ越すと,その時間の生活の質は間違いなく高まる。
キッチンが狭いマンションから、広いところに引っ越したら、料理をたくさん作るようになるかもしれない。
机の置けない1Rから、自分専用の広い作業机が置けるマンションに引っ越したら、ブログの執筆もはかどるだろう。
単純に空間的な満足度が高まるだけでなく、広くなったことで家での行動の範囲も広がるのだ。
つまり生活の質(Quality of Life)が高まる。
3)社会性が高まる。
良いマンションに引っ越すと、複数人呼んで、ホームパーティーをすることも出来ようになる。
「ウチに来る友達なんてそもそもいねえよ!」という人も、「こんな素敵な家に住んだなら、誰か呼びたい!」という思考の転換が起こるはずだ。
つまり、友達のいないコミュ障が、「頑張って友達を作って家でホームパーティーをするぞ!」という社交人間に変わる可能性がある。
住み替えだけで、思考・行動も変わってしまうのだ。
女の子を連れ込む際のハードルも下がる。
1Rの狭い微妙なマンションだったら、「連れ込んでもショボマンでドン引きされないかなー」という無駄な心配を抱える。
良いマンションだと、このマンションなら連れ込んでもイケる!という自信の根拠にはなるはずだ。
ただ、連れ込むことができる時点で、相手の好感度は相当に高まっており、そこまで持って行けるなら、家とかもはや関係なくねという指摘もあるかもしれない。
逆に人柄で判断せず、住まいで幻滅するような女はパートナーとしては問題があるので、微妙な暮らしを見せて反応をうかがうということもありかもしれない。
めっちゃいい人なのに、家がボロいからという理由で切る女性は、パートナーとして相応しいとは言えない。
良いマンションに住むと、「私は年収800万以上の人以外交際しません」みたいな勘違い女に引っかかる可能性も増えるのかもしれない。
いろいろ考えたけど、やっぱり良い暮らしをするメリットは、社交性を高めるという意味でも有用だろう。
4)デメリット
ここまでメリットをつらつらと書いていた訳だけど、デメリットは1点しかない。
金がかかるということだけだ。
特に都内で広めのキレイめマンションに住むのであれば、家賃としては高額を覚悟しなければいけない。
手取りの3割が理想と良く言うが、生活の質を高める目的で、手取りの4割という意見もある。
30代になって手取り3割を実践しても、20代と比べると、使える金額も間違いなく上がる。
20代の頃と同じマンションに甘んじるのではなく、自身の年収に見合ったグレードのマンションを選択し、住み替えによる自信や生活の質の向上、社会的な影響も一度考えると面白いと思う。
下の記事は今回のテーマに近く、非常に参考になるので合わせてオススメしたい。