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マンションを借りるまでに6ヶ月かかった理由〜理想の賃貸の出現頻度は1%未満〜 

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都内の1Rマンションに長年住んでいたけど、来月引っ越すことになった。 
引っ越し理由は、20代頃から住んでいたマンションは狭いし、30代になったからもう少し良い暮らしがしたい!というものだった。 

現在のマンションは6畳のワンルームで狭いため、机などがおけない状況だった。 
ソファとベッド、テレビ台をおいたらほぼ部屋が埋まっていた。 
理想としては、広めの机をおき、トリプルディスプレイ(無駄)をおいて、俺なんかSUGEE!という気持ちに浸れる、できる男の作業場が欲しかった。 
ついでにダイニングテーブルも欲しいし、趣味のDJコーナーも新設したかった。 
新居ではhomeパーティーができるくらい、いい感じの雰囲気にしたかった。 

現在の20数平米の1Rでは、置きたい家具を考慮すると、全く広さが足りていない。 
年齢を重ね、転職を繰り返した結果、20代よりもそこそこ収入も増えた。

新しい生活を求めて、拠点である家をupgradeすることを決意した。 

エリアについては会社に近い&遊び場に近い&慣れ親しんでいるエリアでざっくりと絞りこみ、良さげな街をピックアップした。 
広さは35平米〜40平米の物件を探すことにした。 
単純に現在の25平米の部屋と比べ、1.5倍くらい広ければ机おけるでしょーというざっくりとした概算だ。 

譲れないポイントとしては、閑静な住環境、鉄筋のマンション、2階以上だった。 
隣人との騒音トラブルに備えて鉄筋は必須。 
うるさい大通りの物件は気が休まらないと思ったので、住宅街の低層マンションを探した。 

だいたい決まったところで、とリあえず不動産会社に行った。 
後でふれるが、これは最初の大きな過ちだった。 

不動産会社に行くと自分の希望を記入し、物件情報がかかれた紙をたくさん印刷して見せてもらえる。 
これがことごとく良いものがない。 

結局グレードアップという意識があるためか、きれいな物件・新しめの物件・設備グレードの高い物件でないと満足できなかった。 
また、平米数を上げると予想以上に賃料もあがってしまい、都内だと築浅のきれいめ物件で40平米を探すと10数万は余裕でしてしまう。 
高い賃料を払えばもちろん良い物件は見つかる。 
「そこそこの賃料で、理想に近い物件」に出会うことは不動産屋の紹介ではなかった。 

というわけで不動産会社に行っても、コレだ!という物件には出会わなかった。 
その後はHomes Sumoなどの不動産サイトを通勤中など空いた時間に日々チェックし、気になったら不動産会社に問い合わせた。 

結局マンションは6ヶ月も探していたが、その間にこのマンションはいい!というものは3件しか見つからなかった。 
うち2件は問い合わせて内見の予約をしている最中に契約されてしまい、残る1件は私が速攻で申し込みをしてゲットしたw 

賃貸物件は毎日数件〜数十件程度増える。

ほぼ毎日チェックしたことを考えると、6ヶ月の間にチェックした物件は間違いなく1000件を越える。 
相当な数に上ると思う。 
この膨大な物件数の中で、良いと思ったのはたったの3件だった。 

つまり、不動産屋にふらっと行って紹介してもらえる物件で、良い物件に出会える確率はほぼない。 
なので、不動産屋にお任せはおすすめしない。 

誤解がないように補足すると、私のように条件が厳しい(賃料が安い、広い、きれい、静か、立地最高、設備も良い)みたいな奇跡的な物件は、ほぼ存在しないということだ。 
人によって理想は違うので、1階OK、大通り沿いOKなどであれば、もっと簡単に見つかると思う。 

もしも「築浅、2階以上、鉄筋、閑静、きれいめ、広い、駅から近い、日当たり良い、南か東向き(北NG))、賃料も比較的安め」など誰もが望む条件のマンションを探すのであれば、長期戦になることは間違いない。 
もちろん、相場賃料以上の良いマンションは簡単に見つかる。 
相場より安くて良いマンションを見つけるのは至難ということだ。 

結局自分でアンテナを張って、物件をチェックし続け、出た瞬間に申し込みをいれるということをやらないと安くて良い物件はゲットできない。 
とりあえず今回の物件探しで学んだ知見を共有したいと思う。 

1良物件かどうかは相当なチェックをこなさないと判断できない 


例えば全く知らないエリアで「1LDK40平米7万築3年」のマンションがあったとしても、安いか高いかは絶対に判断できない。 
そのエリアのマンションの大量の賃料情報を見続けて初めて相場がわかる。 

2不動産屋の話は信用するな 


不動産屋は「現状存在する中で、お客様にあった物件を紹介する」というスタンスのため、残念ながら信用できない。 
不動産屋に行くととりあえず今ある希望に近いマンションを提示し、その後1ヶ月くらいはサポートするといった感じだろう。 
半年もサポートする不動産屋はいないと思う。 

 

「今ある物件は通年の相場に比べて高いので、今は引っ越さないほうがいいですよー」と案内してくれる仲介業者にお目にかかったことは一度としてない。

ぶっちゃけこの物件微妙だけど、お客さんが納得してくれたなら、なんとか契約してもらいたい!というのが本音だろう。

賃貸契約に関して、長期的に探して、超優良物件を紹介してくれる不動産屋は存在しない。 

購入について、超上客と認識してもらえて、はじめてそのサービスが受けられる。

もちろん、たまたまた奇跡的な物件がその時にあれば紹介はしてもらえる。

3内見前に速攻で申し込む


超優良物件は瞬間蒸発する。 
そのため、土日に内見だから、その後申し込みをしようということはゲットできない可能性が高い。 

私は2回それで物件を逃した。

しかも2回目を逃してから3回目の申し込みまでの期間は数ヶ月に及んだので、悔しい思いをした。
内見前の申し込みは必須。 
そのために申し込みはすぐにできるように、不動産屋に書類は必ず先に提出しておく。 

4内見は契約を結ぶ不動産会社を通す 
不動産会社によっても仲介手数料が安いところがある。 
同じ契約なら仲介手数料が安いところを利用するに越したことはない。 
都内であればゼロヘヤがおすすめ。 
高級賃貸であれば、仲介手数料無料のケースもあるので、とにかく安いところを利用したい。 
ちなみにSumoなどのサイトから内見を申し込むと、その会社で契約をしなければいけないはめになるため注意。 
不動産業界は内見した会社と契約を結ぶ会社が違うというのはタブーとされて対応してもらえないケースがある。(法律的な拘束はなさそうだけど) 

というわけでかなり長期にわたった理想のマンション探しも、 
6ヶ月かけてやっと終わった。 

新居での生活を思うと、今からワクワクが止まらない。