筋トレ初心者が一流トレーナー「ケビンさん」に教えてもらったこと
初心者だけど、ガチな筋トレを始めた。
ジムに通うのもだいぶ慣れてきた。
マイボトルにXTEND(アミノ酸)とマルチデキストリン(糖)を入れ、仕事帰りや休日に自転車をこいで颯爽とジムに向かう。
こんなドリンクが存在することを2ヶ月前までは知らなかったけど、今は朝起きがけでソッコー飲み、トレーニング中も飲まずには落ち着かない。
受付やトレーナーの人には親しみを込めて「こんにちは!」と挨拶をかわすようになった。
4月5日にジーニアス・パーソナルトレーニングという筋トレコンサルサービスに勢いで申し込んでから、早1ヶ月。
筋トレを通して色んな人と出会った。
DIET GENIUSのケビンさん、teststeronさん、ゴールドジムの一流のトレーナーの方々。
新しいコミュニティ、筋トレ知識の習得、自分が理想に向かっていく感覚はとても刺激的でワクワクするものだった。
これは自分への投資としてジーニアス・パーソナルトレーニングに勢いで申し込んでから起きた変化だ。
やって本当に良かったと思っている。
何事も最初の一歩は、自分で踏み出さなきゃ何も起こらない。
やっぱ待っているだけじゃ何も始まらないな。と改めて思った。
その点ではブルゾンちえみの『花はミツバチを探しますか?探さない。待つの!!』に異議を唱えたい。
話はそれたが、ジムを終えると、ひと仕事終えた満足感を感じる。
ほどよい疲労と「俺今日頑張ったんじゃね!」という思いと共に帰宅する。
帰宅後は疲れのせいか眠くなるけど、筋トレ後に良質なタンパク質と炭水化物を摂取しなきゃという使命感とともに、クックパッドを片手に自炊を頑張る。
筋肥大のため食べる食品も、量も大きく変えた。
1日5食+大量のサプリメント+プロテイン。
良質なタンパク質を含むおかずと共に白米を限界まで食べ、寝る。
最近はタンパク質、炭水化物中心になんでも好きなだけ食べられる食生活を楽しめるようになった。
太らないようにカロリーを気にする生活はどこか窮屈だ。
オーバーカロリー中の筋トレ生活中は、高カロリー、低タンパク質のお菓子類・ジャンクフードが食べられないことを除けばそこまで制限はきつくない。
「なんでも腹いっぱい食う!」というノリで、むしろめっちゃ開放的で楽しい。
ジムに行く日と決めてたのに、上司からの誘いで急な飲み会が発生すると、
「今日ジムの予定だったんだけど、まじかよ!」と考えるようになった。
この場合は、飲み会で良質なタンパク質と炭水化物を摂取しつつ、ヘルシーアルコール(ウーロンハイ、焼酎、ウイスキー)を二日酔いにならないようほどほどに飲み、飲み会を楽しむことがメインミッションになる。
というわけで、本格的にジムでの筋トレをはじめてまだ1ヶ月弱だが、
筋トレが生活の一部になりつつある。
筋トレ中心に生活が回りはじめた。
ジム初心者向けのガチな筋トレメニューに挑戦!
ゴールドジム初心者講習も卒業し、これからは一流のトレーナー「ケビンさん」のガチすぎるメニューを行うことになる。
午前中に待ち合わせをし、ジムのラウンジでメニューの説明をしてもらった。
相変わらずケビンさんでかい!!!!(笑)
これから取り組むのは以下のメニューで、1週間に3回、可能であれば1週間に6回のペースでやることになる。
メニュー的にはだいぶきついとのことで説明を受けたが、正直よく分かっていない(笑)
(メニューは個人の希望、状況をもとに練られたパーソナルなものということは補足したい。)
新入社員の初出勤オリエンテーションで、一通り業務の説明をされ、
「ではこれから一緒に頑張りましょう!ぶっちゃけキツイときもありますが、やりがいはありますよ!」と先輩社員に説明され、業務とか入ったばっかだし全然知らんけど、
「はい!頑張ります!」と、モチベーションだけを頼りに、なんの根拠もなく回答する心境に似ている。
素人ながら気づいた点は、スクワットを限界重量で3セットやり、その後レッグプレスという脚を鍛える同種目をやるのはキツイのではないかという点(笑)
だが、今回のパーソナルトレーニングでは、とりあえず何も考えず、言われたとおりに頑張るようにすることを決めている。
トレーニングメニューに一点の疑いもなく安心して実行できるのは、ケビンさんの御蔭である。
ようこそ素晴らしいビッグ3の世界へ!
上のメニューにもあるとおり、スクワット、ベンチプレス、デッドリフトというゴールデン種目をやることになった。
この3種目は1回の運動で多くの部位を鍛えられる、非常に効率のよいトレーニングだ。
初心者はこれだけやってればいいという意見もあるくらいだ。
スクワットは学生の頃、体育の時間とかでやった人も多いと思う。
馴染みの種目だけど、ガチなスクワットは一味違った。
20kgの棒を持ち、両側に重りをつけ、首元に棒を携え、座って立ち上がる。
やり方は、これだけだけど、方法によっては腰にめちゃくちゃ負担がかかる危険性もはらんでいる。
というわけで腰のベルト、正しいフォームは必須だ。
コツとしては「椅子に座るときのようにお尻から着地するイメージ」でやっている。
スクワットをするゾーンに初めて足を踏み入れた時
「あ、これ俺の知らない世界だ」と感じた。
周りを見渡しても、ボディビルダーですか?みたいな、ガチすぎる人しかない。
俺みたいな初心者が足を踏み入れていい場所じゃない気がしてちょっと萎縮した。
同時に新しいことに挑戦するときのワクワクで気分が高揚するのを感じた。
たぶん一人でトレーニングしていたら、このダンベルゾーンは入らずに、初心者講習で教わったマシントレーニングを中心にやってた。
「マシントレーニングできるなら、ダンベルとかわざわざやらなくてもよくね?敷居高いし、なんとなくマシントレーニングのほうが楽だし。」くらいに思ってた。
この自分で決めつけてた思い込み、固定観念を平然とぶっ壊し、正しい道を示してくれるのがプロなのかもしれない。
マシントレーニングはある程度やりやすかった。
ダンベルトレーニングは棒を均等に持つ、小指から巻くようにダンベルを上げるなど、動作にも細かい注意点が多い。
フォームも崩れやすいので気をつけてトレーニングをしようと思った。
支えきれなかったときに潰されないように安全装置があることに、「これマジでやばいやつだ」と得体の知れない危険を感じた。
ガチなスクワットをやった感想としては、トレーニング後脚より腹筋がめちゃ痛い。
スクワットでこんなに腹筋が筋肉痛になるとは思わなかった。
アブドミナルを10回3セットやっても翌日腹筋痛起こることは稀だったけど、お試しでスクワット10回やっただけで腹筋痛が発生したのが衝撃的だった。
トレーナーのケビンさんのお薦めで腰を保護するベルトもゴールドジムで購入した。
このパワーベルトが硬すぎて、つけるのもとるのも大変。
コルセットのように全力で腹を凹ませ、ぎりぎりまで絞ってベルトを付けるので、これ外す時どうすんの?(笑)という状態で、むちゃくちゃ使いづらい。
ベルトストレスでちょっと禿げそうだ。
筋トレきつ楽しい
ベンチプレスはケビンさんいわく一番の人気種目とのこと。
「何でですか?」と質問したところ、
「楽しいからでしょうね!」とめっちゃ嬉しそうに即答したケビンさん。
「トレーニングって実は楽しいんだなあ!」と納得してしまった。
筋トレは理想体型を目指すために通るべき苦行、試験勉強と同じ。という個人的に抱いていたネガティブな価値観がぶっ壊された瞬間だった。
苦行の代表格である学校の勉強でも楽しいと感じる瞬間はある。
「今までわからなかった問題がすっと理解できた時」「偏差値が上がったり良い点がとれたとき」「人に勉強を教えて感謝された瞬間」などである。
これは、自分の成長が感じたとき、できないことができるようになった時、自分が人の役に立つことを実感できたとき楽しいというのが本質ではないだろうか。
つまり、重量という明確なマイルストーンがある筋トレは、成長感・達成感を感じやすい、楽しいスポーツとも言える。
しかも、体型もかっこよくなり、自信もつき、筋肉ついて体脂肪が減って健康になったりと得られる恩恵は大きい。
家で「腹が出たから痩せなきゃ、飲み会多くてデブって来たから筋トレしなきゃヤバイ・・・」と義務感で軽い負荷の自宅トレしてるときはそんなに楽しくなかった。
やるべき責務くらいにしか思ってなかった。
ケビンさん指導のもと、ゴールドジムでガチで筋トレをはじめて考えが変わった。
ガチな筋トレの効果を目の当たりにしたからだろうか。
今まで理想体型に憧れながらも、結果が出ずに、不毛感を感じでいたのが、「今回はマジで行ける!」という明るい展望が抱けるようになったからだろうか。
筋トレはマジできつい。
筋トレはきついけど、本来楽しいものだった。
本気で取り組んで、はじめて気づいた。