すーぱーまんになりたい。

Trachare!

平凡なサラリーマンが筋トレ、英語力、投資・副業でのし上がるブログ。

大嫌いだった仕事を辞めて外資系企業に転職しました。

昨年の7月に恨み節満載の退職エントリーを投稿してから、当ブログで転職に関する話題は完全にスルーしてた。
転職どうなったの?独立の話はどこいったの?と思う人もいたかもしれない。
なぜかというと、7月に退職届けを出してから「やっぱり起業目指すのとか無理かも・・・」とビビってしまい、転職していなかったからだ。
つまり、退職届を出したにも関わらず一度撤回して普通に勤務していた。(笑)

退職エントリーでさんざん起業を目指す!!!とか言っておきながら、これは我ながら大失態というか恥ずかしすぎる話だ。
一応言い訳はある。
起業する以外にも夢があり、その夢を叶えたかった。
それは外資系でシャイニーに働くという夢だった。

転職で独立系に流れたら、今まで築いてきたそこそこ大手の企業でしたくもない大量な下積み時代の苦労&キャリアをどぶに捨てることになる。
今思えば二度とやりたくない仕事を愛想をふるまいて、数年間耐えてよくやっていたと思う。
今思えば入社して6ヶ月目には仕事があわない、辞めたいと思っていたが、結局4年いた。

話はそれたが、今まで同系統の専門職で一貫したキャリアを作っていたが、独立系に転職するととたんに一貫性がなくなる。
つまり履歴書的にはNGの領域になり、ただでさえハードルの高い外資系に就職するのは不可能という推測に恐怖したのだ。
今までがんばってきたのに理想のキャリアを諦めるの?と自分の内側の声を聴いた。
というわけで退職届を撤回したのは、起業への不安+外資系企業で働く夢を諦めたくないという気持ちが強くなったからだ。

自分でいうのもあれだが、私は相当な米国かぶれだ。
洋楽のみを聴き、スティーブンコビー博士の7つの習慣を座右の書とし、テレビは基本海外番組しか見ない。
社会人になって新しくできた友達はFacebookでつながった外国人&外国人好きの日本人がメインだ。


そういったグループでは自然外資系つとめも多く、英語好き、海外好きも多くて気が合う。
海外の支社の人と英語で話し、英語の文書を読みこなして働く「ザ、外資系」にある種のあこがれを抱いていた。
内心、そういう企業で働いている人がうらやましく思っていたし、自分の仕事が嫌でたまらなかったら、ある種の仕事に関する劣等感のようなものを持っていた。
最低な仕事をこのまま続けるのを考えると憂鬱だった。

結局退職届を出してから怒濤のように後悔が押し寄せ、結局頭を下げて届けを撤回した。
上司は普通にOKをだして、一件落着に見えた。
というわけで転職の話など何事もなかったかのように、在籍していたのだった。

さすがに私もバカではないので、すでに社内的なキャリアが終了したことは気付いており、せっせと転職活動にいそしんでいた。
MGRにしか伝えていなかったが、なぜか同僚に知れ渡っていて、「やめちゃうの?(笑)」みたいな絡みが増えたが、もはやどうでも良かった。
転職先は外資系に絞った。

頭には転職のことしかなかったので、TOEICも頑張った。
初めて800を越え、外資系の射程圏内にようやく到達した。
英語の勉強を20代前半ころからはじめ、ジム通いのごとく、急に勉強したり途中辞めたりを繰り返し、苦節7年でようやくたどり着いたスコアだ。
「3ヶ月でTOEIC400点から900点になりましたw」みたいな胸くそ悪い英語系はてなエントリーを見てももう何も感じない。

12月のボーナスをもらったころ、良い求人を発見し、応募したところ、とんとん拍子に話が進み、結果的に内定をもらうことができた。
そのときの開放感は、はんぱなかった。
やっと終わったと。

というわけで結局二度も退職届を出すことになったが、1回目に感じた迷いと後悔は2回目にはなかった。
納得のいく転職だったからだ。

というわけで独立の夢はおいといて、ひとまず外資系企業に転職することになった。
後悔はしていない。
後ほど人事から届いたアホみたいに安い退職金のお知らせの紙をみて、転職して心からよかったと思った。
仕事を辞めてみると、いかに今までいかに仕事のストレスに毒されていたかに気付いた。
本来の自分に戻れた気分だ。

同僚と上司は良い人だったので、別れは申し訳ないような複雑な思いだった。
しこりが残ったとすれば、同僚の一人に自分の仕事の引継する際に、「わたし、あなたの仕事を引き継ぐの無理です。コレ以上仕事増やせません!!!」とぶちキレられた。
冷たいようだが、それは俺の問題ではない。
人件費を削って人手不足で回す企業体質、またはマネジメントの問題だ。

とりあえず、どうでもいい、つまらない、大嫌いだった仕事を気合いで大量にこなしていた生活からおさらばでき、今最高に気分は上々だ。
ストレス過多のために、家に帰っても、なぜか呆然としてスーツのままソファで即寝落ちすることももうない。
pomeraに会社を辞めたいこと、仕事がいやでいやでしょうがないことなど、毒にまみれた自己ダイアリーを、感情のはけ口になるからと書き殴ることもない。
ストレス過多ではげることももうない。

石の上にも3年とかいうよく聞くフレーズに縛られて、嫌々仕事を続けている人にいいたい。
嫌な仕事は早いうちに辞めたほうが絶対いい!!
転職最高!!