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TOEICのリスニングが苦手な人へ。発音と音読のススメ

TOEICのリスニングパートが苦手!

英語を読むのはまあまあだけど、全然英語が聞き取れない!

英語話しても何回も聞き直される!

そんな人に役立つかもしれない、私が考えるリスニング勉強法を書いてみます。

 

 

 

発音は完璧にする、発音記号は正確に読めるようにする

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RとLの発音ができない。

Sとthの区別がつかない。

発音をおろそかにしているとリスニングは上手くいかない気がします。

自分で正確に発音できない言葉は聞き取れない」ってやつですね。

 

たとえば日本語で「ア」という発音は「α、æ、э、Λ」の4種あります。

こういった発音の基礎をすべて説明できればOKですが、いかがでしょうか。

(補足説明は英語耳参照)

 

α:めいっぱい口を開けた「ア」

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æ :eからaに移動する音

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Λ:のどの奥から短く「ア」

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э:「ア」と「エ」と「オ」の中間音

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発音記号をしっかり勉強すると、新しい単語に出会うたびに、これらの違いについてしっかり確認し、実際に口に出して練習すると思います。

「キャット」「ボディ」「カット」「アバウト」と適当にスルーしていると、後が大変になりそうです。

 

発音トレーニングはまず最初に

発音トレーニングは、英語を学習する上で最もはじめに行ったほうがいいと思います。

実際学校でも発音は最初にしっかりやりました。

発音の基礎ができた後は、新しい単語が出るたびに発音記号を確認し、実際の音声を聞いて、何回も自分で発音し、覚えていきます。

この過程をすっ飛ばすと、後々、リスニングが苦手になるのではないでしょうか。

 

正確に発音できないと、聞き取りも難しくなります。

自分でRとLの違いが分からない状態で、lipとripは聞き取るのは難しいですよね。

言っていることは単純で、スクリプトを読めば意味は分かるけど、リスニングだとなぜか辛い・・・という人は、発音を見直すといいかもしれません。

オススメの参考書は英語耳です!

これ一冊やるだけでも全然変わりますので、超オススメです!

1例文につき最低30回、合計100回は音読する

発音の基礎ができた後は、文法、読解などのトレーニングをすることになります。

ここで、「ふーん、わかった、次」と黙々と読み進むのは、ある意味楽な道です。

私は英語勉強を始めた頃は、英語上達完全マップの教えにのっとり、1つの例文につきその場で30回音読しました。

詳しいやり方は英語上達完全マップ●音読パッケージをご参照ください。

 

実際はテキスト有リピーティング→音読→ディクテーション→テキスト無リピーティングを行うので、そこまで単調ではありません。

繰り返し回数は減りましたが、今でもこの音読法は続けています。

 

復習を入れると初期は計100回音読しました

これだけやれば、音声のつながりや、発音、構文も体にたたき込まれます。

今でも音読は英語学習に必須だと思っています。

 

リスニングが苦手な人は一度発音、音読トレーニングを見直すと道が開けるかもしれません!

 

リスニング特化の対策本は必要?

正直、巷にあふれている「手っ取り早くリスニング能力上げる本」 みたいなのは必要でしょうか。

聞くだけでリスニングができるようになる本、本当でしょうか。

私は普段の英語学習で発音・音読を十分に取り組んでいれば、自ずとリスニング能力は高まる。そのため、リスニングに特化した勉強は不要と思っています。

 

 今まで単語を発音記号を絡めて丁寧にトレーニングしていなかった場合はどうすればいいのでしょうか。

再度ボキャビルしたときに、発音練習を積み重ねていく、また、重要なセンテンスはしっかり音読をしていくという作業をやり直すことが有効だと思います。

 

英語力を高める作業はめちゃくちゃ地味です。

でも、その蓄積が揺るぎないリスニング能力、流ちょうな発音力に変わっていくものだと思います。

 TOEICはテクニック的な要素があるので、一応リスニング対策本を1冊やりましたが、小手先のテクニックはそれだけで十分といった感じです。

というわけで、リスニングは、文法や教科書のような基本書の単語を丁寧に発音し、しっかり音読すること、それをずっと続けていくことが一番重要なんじゃないかなと思ってます。

 

海外ドラマ、洋画を漠然と見てもリスニング能力はつかない

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リスニングは本質的には自分の耳ですべての単語が聞き取れ、文法構造も完璧に理解したものの意味が理解できるということだと思います

 

たとえば、タイ語が全く分からない人が単語も勉強せず、文法も勉強せず、ただタイのTVを毎日見てもたぶん一生話せるようにならないはずです。

小さい子供はあるかもしれませんが、大人は同じようにはいかないでしょう。

英語のシャワーを浴びれば英語ができるようになる!は幻想です。

実際、同じ洋楽を何百回聞いたところで、急にひらめいて、この単語はこういう意味だったんだ!なんてことは今まで一度もありませんでした。

スクリプトを読んで、単語を調べて、読解して、再度改めて聞くと理解できるようになります。

他の勉強で単語、文法、構文を学んでから聞き直すと、分かるようになってるという現象はあります。

 

実際に発音記号と発音練習ともに単語を覚え、イディオム、文法の知識をどんどん伸ばし、実際に音読して自分の物にしていけば、その分聞き取れる範囲が増えます。

 

海外ドラマの学習の場合、分からない部分は都度英字字幕と和訳と比べて理解する作業・知らない単語は辞書を引くことが必要です。

漠然と受け身で海外ドラマをみてるだけではなかなか成果は出にくいでしょう。

 

海外ドラマや洋書の場合、解説なんてありません。

なので、文法単語熟語の基礎力が無い人が取り組んでも効率はめちゃくちゃ悪いです。楽しいですが。

 

ある程度基礎が固まったら洋書とか海外ドラマの学習に入りますが、それまでは基本書で勉強した方が効率は良いです。

海外ドラマや映画は生の表現、イディオムを吸収できます。

また、実際にこういうときはこう言うんだ!というシチュエーションごとの適切な表現選択も勉強できます

 

たとえば、もし外国人の同僚の親が亡くなった話を聞いたらなんて声をかけますか。

I am so sorry.

です。

実際に海外ドラマや映画ではこの表現がよく使われていました。

こういった英語表現を豊かにする目的で海外ドラマ、映画を見る、洋書を読むのはとても有用です。

会話力も上がると思います。

これらを知るべきなのは文法、構文等の基礎ができあがった中上級者以降だと思うので、初学者のうちは無理にやる必要は無いんじゃないかと思います。

楽しむためや、モチベーション維持でやるのはもちろんありですが、主軸にすえるのは難しいですね。

 

まとめ

リスニング力は一日にしてならず。

リスニング力は泥臭い発音練習、音読の努力の結晶です。

手っ取り早い解決策はあったら教えてください(笑)

中級者でリスニングが伸び悩んでいる人は、

①発音トレーニングを十分する

②1冊基本書を本気で音読する

これだけでだいぶリスニング力が上がるのではないでしょうか。