【書評】だったら「仕事」やめちゃえばぁ…!? みんな知らないたった1つの本当の人生のつくり方
最近仕事がほんとだるくて、転職系の本ばかり読んでますw
Amazonで仕事に関する本を探していたところ、評判も良さ気でキャッチーなタイトルだったのでポチりました。
タイトルから醸しだされているゆる系の雰囲気どおり、小学生に話すような独特な文体で進んでいき、めちゃくちゃわかりやすく書かれていたので、一気に読んでしまいました。
まず、一言。
この本ヤバイです。
7つの習慣とか、エッセンシャル思考とかいろいろ自己啓発系の本を読んできましたが、久々に脳天直撃しました。
読んでいる最中に気分が高揚したのは、「嫌われる勇気」以来かもしれません。
この本に書かれていること
簡単にいえば、サラリーマンなんてやめちまえ!(雑)
普通の人が目指す生き方って、「良い大学卒業して、年収が高くてホワイトな良い企業に就職して、仕事がんばって家族を養うこと」ですよね。
でもこの生き方って良くないよ、仕事で独立したほうが絶対良いよってひたすら背中を押してくれるのが本書です。
独立して自分の力でお金を稼いで、自由に生活している人ってスゴイなと思っているし、一種の憧れが有ります。
でも自分で出来るかって言われると、リスク大きそうだし、すぐには無理かも・・・って尻込みしてしまいます。
ぶっちゃけ今のまま雇われで言われたことやって給料もらっている方が楽なんですよね。
会社にいると厚生年金、健康保険も半分払ってくれているし、勤め上げれば退職金だってかなりもらえます。
安定した毎月の収入に、年2回のボーナス、福利厚生を考えると、これを全て捨てて独立するのはなかなかに勇気が入ります。
下手に脱サラして事業に失敗で借金抱えてホームレスにとかもあるし、定期的な収入が得られない不安がかなり大きいです。
1回脱サラしてキャリア外れちゃうと、再就職の際に今よりも下の企業に就職するハメになるかもしれないし、また落とされまくる面接は勘弁という感じです。
例えるなら脱サラして独立するのって、今いる小さいオアシスから出て、さらに大きなオアシスを探す砂漠の旅に似ている気がします。
大きなオアシス見つければOKだけど、見つからずに砂漠で息絶えることもありますよね。
キミはサラリーマンになるために生まれてきたの?
この質問を見た時に、うわあって思いました。
間違いなくサラリーマンになりたくてなっているわけではないです。
例えば親から資産を相続して毎月100万収入があるとかだったらぶっちゃけ働かないです。
最近仕事している時にも、俺なんでこんなことしなきゃならないのかなとか思うことが有ります。
でも生活のためにお金が必要なので、仕方なく働く。
どうせ働くならお給料のいいところで自分の興味のあるところで働きたい。
いいところに就職するには学歴が必要だからいい大学に入る。
そのために学生時代は勉強する。
こういう発想だったわけです。
人間には2種類しかいない
著者はこの世には2種類の人間がいるといいます。
1自分の人生の目的、事業などやりたい目的をもっている人間
2自分の人生の目的がわからない、やりたいことなどない人間
1は社長。自由があって、時間もあって、金持ち
2は社員。自由がなく、時間もなく、貧乏
俺は当然2です・・・
言われてみれば、会社で頑張ってもそれは自身の目的とはあまり関係ありません。
自分でこういう事業がやりたいってやっているわけではないので、仕事としてやらされている感が強いです。
だから仕事に対して文句も多いし、ツライと感じるんでしょう。
給料も満足できるまではもらっていません。
7200連休って何?w
著者は現在7200連休中だそうです(゚д゚)!
現在ほぼ遊んで暮らせているのは27歳のときに考え方を変えて独立したからと言っています。
俺もそういう生き方はほんとに羨ましいし、できればそうなりたいなと思います。
会社員を辞めなくても副収入は得られる
自分の時間を売らずに副収入を得る方法はいろいろあるといいます。
・オークション
・裁定取引
・アフィエイトなど
この辺りは知っている内容なので、新鮮感はありませんでした。
でも今後の生き方のベクトルを「会社で頑張る→自分で目的をもって事業を始める、不労所得を増やす」に変えてくれた本書は俺の人生に大きな影響を与えてくれたと思います。
・会社員として今後も働くのってどうよ?
・フリーランスって自由で良さそうだな
・自身の事業なんてカッコいいし、めちゃくちゃ楽しそう!
という方には本書を強く勧めたいです。
久しぶりに出会えてよかったと思える本でした。